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4、クセ。

外の世界の変化に対する反応の結果として、自分自身の身体内部において様々な作用をひき起こす。驚きや怯?おび?え、恐れに対する血圧上昇、またはショックに伴う血流の停止よる貧血、瞳孔の散大、鳥肌、冷や汗、手足の先端の震え、めまいなどがそうである。

こうした自己の身体内部での反応といったものが個性として、あるいは民族の固有の特徴として、その生理や身体構造の体形・姿勢といったものに影響し、同じ動作や行為といったものに、独特なクセや傾向とでもいったものを作り出している。

たとえば、笑う理由、笑い方、その動作や表情の違いといったものがそうである。それは日本人とアメリカ人、あるいは日本人と韓国人とでは、明白に異なるものである。同じように笑っていても、やはりどこか違うのである。



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