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4、客観。

客観的というのは、自分というのを自分の外から見ている。自分と他人とを同一の条件の下において、公平に、どちらへも片寄ることなしに第三者的に見ている。しかしもちろん、その動機といったものは、あくまでも主観的なものかも知れないが。

しかしその動機といったものに、多かれ少なかれ第三者的な動機が入って来る。なぜなら、それなしには話が進まないからである。自分にとっても、また、相手にとっても共通の利益にならなければならないからである。

それは主観的な自分だけの都合でもなければ、また、一方的に相手に従うだけの関係でもなく、お互いにとって共有できるような、そうした動機と理由でならなければならないのである。


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