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5、主体。


表情自体は非常に複雑な動きなのではあるが、また、だからこそ、それが表情として機能し得るし、また、機能しているのである。その場その時の状況に応じて配置・編成され直されるのである。

しかしこれは、仕方のないことであって、そうやって顔表面や身体全体が、それが全体として一つの統合された主体を構成しているのである。すなわち、これが自己の主体なのであって、自己の自律性であり、同一性なのである。

そしてこの同一性の下に、自己のすべてが統合されていて、一つの全体としての主体がカタチ作られているのである。そして、これこそが自分自身なのである。


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