――イメージをカタチに(・Image)――
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花のデッサン。


Webより拝借http://plaza.rakuten.co.jp/notonote/diary/200712030000/

花のスケッチはわかりやすい。

下の根もとから伸びてきた線が、
そのまま連続して形を変えながら、
節になったり、枝や葉、つぼみや花に変って行く。
これはスケッチの描き方なのだが、
実際には、花木自体が現実にそのように成長している。
だから、そのような描き方が、
よりリアルに感じられる。

リアルとは、ありのままではない。
見る人にとっての「リアル」さなのだ。
例えば、現実の花よりも、
デッサンの線だけで描かれた花が、
より花らしく見えることがある。

それは、
蓄積された経験や記憶の感覚だ。
無意識の状態で、感覚以前の世界を見ている。
見えないものを見ている。
夢の中を見ている。
デッサンするとは、このことだ。
意識が現実を映し出し、
意識の世界で現実が再現される。
デッサンを通して自己が表現される。





 戻る。                  続く。

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