ルネサンスへ<2014-1212 わがまま。(  市)



④インチキ。


だからまた、白でも黒く見えてくるし、
知らないことでも知ってると言い出すし、
人間として、やってはならないことでも、
しなくてはならない、そうすべきである、
そうあるべきで、どんなことでもやってもよいし、
そして、許されると思えてくる。

平気でウソをつくようになるし、
ウソをつくことが正しいことのように、思えてくる。
小さなウソはだれでもやってることで、役に立たない。
白々しくわざとらしくて、すぐにバレる。
私もあなたも、そしてみんながそうなのだから。
だから、ウソは大きければ大きいほど、
それが、正しい真実のように思えてくるのである。

そうした、なりすましと迎合、
迷信と偽善の世界を生きている。
世界は、「わがまま」であり、
自分は、そうした「わがまま」な世界を生きている。

 戻る。                      続く。

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