( 市)ルネサンスへ<2016-0429 風土、
~12:プレッシャー。
同じ儒教社会でも、日本には、他のアジア諸国には見られない、 際立つ特徴がある。 感情のプレッシャー。心の痛さやつらさ、苦しさというものを、 自分の心のなかにしまい込んで、外に出さない傾向である。 こうした心の仕組みや動きといったものは、中国や韓国人には無いもの である。そもそも韓国人は、そうしたプレッシャーというのを、一切、受け 入れない。それを心の中に留(トド)め置くことはしない。その気性から 言っても、出来っこ無い。韓国(朝鮮)人は、自分に加えられたプレッシ ャーに対しては、ありのまま、あからさまに、なに恥じることなく、そのまま 外に出す。コトバと行動(暴力?)で。凶暴ですらある。 気が短く、感情的。それも直情的で、暴力的である。 男も女もそうである。女が泣くときはメソメソしない。(見たことがない)。 泣きながらも、わめき、ののしり、叫び続ける。そしてたいてい手がでる。 自分で生きようとする。助けを求めない。 (そうする以外に、日本で生きてゆくことが出来なかったのか・・・。) それは日本の女には、けっして見られない性向である。 朝鮮人に比べると日本人は、感情的というよりも、むしろシビアで、 感情を抑えて割り切っている。冷静でシビアである。 不幸や困難に際してのプレッシャーの場合には、感情を務めて外に 出さず、むしろ、うっすらほほえんで、心配をかけまいと周囲に気を つかう。不幸というのを、自分の心のなかだけで終い込もうとする。 しまい込むことが出来る国民である。 だからまた、まわりの者がそれに気づかい、察して、知られないよう、 それとなく見守って、助け合う。そうせざるを得ず、そうしなければ ならないのである。そうしないと人間が壊れてしまうのである。 そうやって社会が成り立ち、ずっと続いて行くことが出来るのである。 日本人のいう「思いやり」とは、このことなのである。 戻る。 続く。 |