ルネサンスへ<2016-0708 信じるもの、



~3 パターン(型)。

相手を気づかい、それとなく仄(ほの)めかしたり、暗にさとらせようとする。そうした逃げ場のない、そしてまた傷つきやすい世界なのである。日本は狭く、外(異文化)に対して閉じた世界なのである。

そして否応(いやおう)なく口利きや談合やコネがはびこることになる。
そしてそうしたことが暗黙の了解事項、無言のキマリのようになっている。
だからまた、言葉自体も高低長短の少ない、平坦な、あまり感情の入
らない発音と言い回しになっている。

こうしたことがまた、歴史的地理的条件から制約される思考や行動、
文化や感覚のパターンとなって現れている。選択肢というのが制限され、
方向づけられてゆくのである。そうしたことが民族の歴史と文化の前提に
あって、その必然性となっていて、そしてまた、その現実の条件となってい
るのである。

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