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そしてそれは、自分たちが生きてきた生存の仕方、歴史や生活環境、ライフスタイルと密接に関連している。あるいはむしろ、そうした、自(みずか)らの存在の基盤となっているところから、生成されざるを得なかったものなのである。 それは、絆(きずな)の記憶とでも言ったものなのである。それが、自分が自分であるということを保証してくれているのである。幼児期の記憶、学校の記憶、職場の記憶。それに運動会や旅行、家族や友人の記憶といったものがそうである。 そうしたことの記憶を基にして現在の自分が支えられているのである。自分のすべてが成り立っているのである。だからまたそれは、そうした意味で信仰なのであって、自分が信じ求めるものの根底にあるものなのである。 |
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