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4、存在。

そして、こうしたことが自分の自意識の根底にあって、これがまた、自分と自分たちが「信じるもの」の前提になっているのである。さらには、これが自分たちの常識や生き方の規範、共通の手本になっているのである。

つまり、これが「自分たち」という存在の仕方なのであって、そしてこれが現実なのである。そしてまたこれが、自分たちにとっての生活の基準のモデルなのであって、正義であり、理想であると思われているのである。

それ以外の生き方を知らないし、知る必要もないし、それを知ってはならない世界を生きているのである。また、それしか知らない以上、他の生き方が」出来ないし、そしてまた、そうして生きて行くしかないのである。


戻る。                      続く。


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