| index＜ 日誌 ＜ k思い込み ＜ 21-04「自己認識③」 |
| また、そうである以上、よそから他の生き方が入ってくると、それは今までの自分の存在を壊してないがしろにするものでしかなく、それは、どうしても許せるものではなく、また、理解の出来るものでもなく、従って、全力で排除しようとするのである。 自分が、いままで通りの自分であり続けようとするならば、そうする以外にないのである。そしてこれこそが自覚された自己の自意識、アイデンティティーとなっているのである。そしてこれが自分たちが守るべき生活の規範であり、正義なのである。 言い換えると、それ以外の生き方を知らないし、知る必要もないし、また、知ってもならない、そうした世界を生きている。そうやって、「自分たち」という囲いの中の世界を生きているのである。主観と思い込みと幻想の世界を生きているのである。 |
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