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そして瞬間的に息を吐くのは、とっさに、そしてなるだけ強く身体を動かす必要に迫られているからである。相手に対して身構え、備えるための瞬間的な動きである。脇腹あたりで両腕が曲げて上げられ、両手が外に向かって開かれる。これは何かをはたいたり避けようとする動作である。 また、目が大きく見開かれるのは、とっさの未知の出来事に対して周りをよく見ようと努めるからである。未知の出来事を前にして、より大きく目を開いて――もちろん、肌や耳もそうであるが――情報収集に最大限努めているのである。 また、クチが開いたままで、アゴがだらしなく垂れるのは、全身の神経とその集中が、目とかの感覚器官と、そして主に両手の運動神経に集中されているからである。従ってまた、他の身体部分全体は固まったままである。 だからまた、足が浮足立っている。アゴも、後ろへ引き締められることがなく、筋肉と神経からハズレて、だらしなく垂れている。 |
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