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しかし実際には、そうでない場合もある。驚いたときに、どうしたらよいのか分からずに、ただ恐れおののくだけの人も入れば、そうでない人も確かにいるのである。むしろ、恐れるのとは反対に、身の危険を感じて、反射的に攻撃的な表情となる人も確かにいるのである。 こうした場合の目の動きや身体のポーズがそうなのである。特に個人主義の西洋人にそれが見られる。もちろん、私たち日本人に比較しての話しではあるが・・・。 一瞬、自分のすべての神経を自分の周囲に集中させ、目を凝らし相手を探し求めて、睨み返そうとしている。そして同時に拳(こぶし)が握り締められ、相手に向けようとしている。 こうしたことが、自分でもとっさに反射的に行われている。そうした一瞬の無意識の動作である。クチは閉じて目を見張り、アゴが引かれて歯を食いしばり、それが側頭部をさらに圧迫し、神経も筋肉も一点へ向かって並べられ収束している。 |
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