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「目を剥く」というのは、迫りくる突然で不意の緊張の場面でも起こる。いずれも緊張の頂点から、それに耐えられなくなった自身が、その爆発または放散による自然解消へ至る、その頂点での一時的で瞬間的な表情である。不意に緊張が終束し、その次の動作までの過渡的で極めて短い、一瞬間なのである。 なぜなら、「目を剥く」というのは危険な行為でもあって、大切な目を不意の衝撃で痛める恐れもあって、また、永い間そうしていられない不自然な疲れる姿勢であり、そうした筋肉の状態だからである。 また、危険だというのは、開き過ぎた目は、目がむき出しになって充血していて、些細な衝撃にもひどく損傷することがあるからである。またそれは、不測の事態に対応できるような、そうした自然な姿勢でもないからである。 |
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