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9、しつけ。


これには多分に、まだ意識というのが自覚される前の、幼児期のシツケといったものが大きく作用している。

それへと導かれ、それ以外になく、また、そうした生き方しか出来ないように躾(しつけ)られていて、自分というのがもともとそのように出来ている、ということなのである。それは思考や意識以前の、自分自身の肉体の生理と反射作用の世界なのである。

習慣や、生まれながらの傾向やクセとでもいったものなのである。あるいはまた、幼児期に無意識のまま受け入れ、教えられてきた習性とでも言ったものなのである。



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