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3、何よりも保身を優先する。


これが、この社会の秩序の根幹を成しているのである。そしてこれが、この社会での人間関係の基本なのである。それは、この社会での秩序であり、常識であり、言わずと知れた暗黙の了解事項なのである。

例えば、これと少し似た条件にある、公務員や巨大企業、さらにその下請け孫請けといった「ケイレツ」がそうである。そしてまた、日本全体がそうなのである。条件が似ているだけでなく、そこで働く人間の気質や気性といったものも、驚くほどよく似ている。

自分から進んで仕事をしない。仕事を作らない。変わったことはしない、目立ってはならない、当たらず触らず、わが身の保身が何よりも大切で、何ごともなく定年を全うする、というのがそれである。



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