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固定した資本というのがあまりにも大き過ぎて、小さな変化でもそれを何よりも恐れるのである。それは全体の秩序を破壊しシステムの継続を困難にするからである。目上の者(上司や元請け)に対する絶対的服従の精神もそこから来ている。 また、同じ仲間としての横のつながりに対する、均質・均一な強固な仲間意識も、また、そうである。このような要塞と化した「囲いの中」の世界を生きている。だからまた、自分に気づいたり、見つめたり、悩んだりすることのない世界、そうした機会も場面も舞台も、そしてその必要もない世界なのである。 自分というのが、常に周りの人間集団の中にいて、このような自分と、自分自身というのが対立する、といったことがない。そもそも、そうした考え方自体が存在せず、成り立たない世界なのである。そうした考え方や概念といったものが成り立たない世界なのである。 |
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