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6、存在。


だからまた、あけすけに言えば、「天皇」はどうしても必要な存在なのであり、中国では共産党、北朝鮮では金一族、そしてまた、韓国でも原理は同じなのである。

韓国では、明けても暮れても悪者探しが必要なのであり、そして同時にトップたる大統領には、誰もが全力で群がり、持ち上げ、そして「職」を止めた途端、誰もがみな寄ってたかって、思いっきり袋叩きにするのである。

自分にとっての自分というのがなくて、自分というのが、社会の中での他人との関係、それも、「お前が上か」、「俺が上か」だけで決定され、意識されている。

人間関係というのが、ただそれだけなのである。このような上下関係の中でのみ、自分自身を見い出している。従ってまた、自分にとっての自分というは、始めから最後まで存在しないのである。



戻る。                    続く。


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