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むしろ、東洋世界では、自分と他者との関係において、自分自身というのを意識している。東アジアにおける、自意識と自己認識といったものがそうなのである。 だからそれは、やはりどうしても、上下の関係・序列が必要なのであり、そしてそれだけが、唯一の絶対的な信仰なのであり、自分たちが信じるもの、なくてはならないもの、そうした絶対的な秩序なのであり、シツケやオキテとなっているのである。 またそれが、自分たちが生きている存在の根拠、その拠りどころになっている。そして、このような上下の序列を基に、その上に社会のシステムが形成されている。 |
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