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たとえば何かを営む、働く、生活するといった場合、それにはたいていパターンがあって、また、このような様々なパターンの間を行ったり来たり、出たり入ったりもしている。 あるいはまた、集中して緊張したり、あるいは休んでリラックスして備えたりと、そうした情緒の間の区切りの部分で、無意識の内に情緒が入れ替わり、途切れ、切断され、別の情緒に移っている。自分でも気づかないまま、そうしているのである。 そして、そうした途切れた瞬間に自分を見ているのである。自分を外から見ている。自分を自分以外のところから見ている。見えてもくるし、イヤでも見せつけられるし、迫ってもくる。自分で自分の情緒といったものを感じもするし、意識もするし、見えてもくるのである。自分で自分を見ているのである。見たくないものまで見えてくる。 |
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