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交感とは、感覚が交流し合っている。共に寄り添い、感じ合い、心が通じ合っている。心が触れて感じて揺り動かされるのである。ではいったい何に対して? 自分というのが、外の世界に対して何か反応しているのである。あるいはまた、このような自分の中の反応に対して、何かを感じ取っているのである。自分で自分を感じているのである。自分のなかの自分を感じとっているのである。このような自分とは、いったいだれなのだろうか? 移り行く自分の中の変化に対して、自分で自分を感じ取っているのである。過去と現在の自分が時間の経過の中で分裂し、対立していて、そして互いに省みて対話しているのである。 |
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