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2、感情以前。


だからまた、どうしたらよいのか、何をすべきかなどといったことが分からず、思いつくこともないのである。しかしまた、すぐにも判断を求められているのである。未知の危険が迫ってきているのである。

従って身体は、そうした逃げたり避けたり反撃したるするための、行動と姿勢をとろうとしていて、しかしまた、そうであるにもかかわらず、意識の中では何ひとつ決断できずにいる、そうした状態なのである。

理由やワケの定まらない、そうした感情以前の心理状態なのである。ワケや理由が分からないがゆえの、感情以前の情緒が破壊された状態なのである。



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                   続く。


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