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3、非現実。


これは現実の世界でも同じなのであるが、それが夢の中では、あらゆる空間的・時間的制約を無視して行われるのである。だからまた、それが夢なのであり、非現実の世界でしかないのである。

だから、この場合の刺激は、夢の物語の始まりの原因にもなれば、物語の最後の結果になったりもするのである。時間的な整合性などは、夢の中ではどうでもよいことなのである。

要は、自分にとって情緒的に納得させてくれるものでありさえすれば、それで良く、そしてまた、それがすべてなのである。それは 現実から切断された感覚内部の世界なのである。だからまた、現実の空間的時間的制約などは始めからどこにも存在しないのである。そして、これが夢の世界なのである。



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