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身体の内外で何らかの刺激があって、夢の中でそれに対する解釈のための、刺激の時間的な位置が決定されているのである。従って、刺激が夢の始まりのキッカケになることもあれば、夢の終わりの結末にもなる、といったことが起こるのである。 このようにして刺激や衝撃に対する解釈が、その順序が後から決定されているのである。だからまた、刺激や衝撃といったものは、夢の中で物語の原因にも結果にもなるし、デッチ上げられたりもするのである。 これが夢の世界なのである。先に何かしらの現実の刺激があって、―― たとえば外的な痛さ・冷たさ・触れる感じなど、あるいは内的な心地よさとか痒?かゆ?さ・もどかしさ・飢え・渇きなどがあって―― それらに対する自分なりの解釈と理由付けがどうしても必要になってきて、止むを得ず、なんとしてもその理由のストーリーを作り出してゆくのである。自分には理由がどうしても必要なのである。 |
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