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10、思考パターン。


だからまた、自分を見つけようと意固地にもなるし、偏固にもなるし、上下の関係をムリヤリ他人にまで押し付けて、そしてその中に自分と相手を組み込もうとするのである。それ以外に、自分の居場所というのを見つけることが出来ずにいるのである。

そして、この強制力を権力と言っているのである。それは何かしらの強制力でもってしか、押し付けることが出来ないものなのである。姑と嫁、親子、元請けと下請け、政府と民間・・・などという上下の関係がそうなのである。

これはシステムなのであって、そしてまた、その内的な思考のパターンがそうなのである。つまり、このシステムから脱出しない限り、何も解決しないということなのである。



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