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3、人間関係。


そうして自分がだれで、自分の意味や理由を、自分なりに知ることが出来るようになるのである。すなわち、自意識が、自分で自分を認識しているのである。自分はだれで、自分の身体や生き方といったものの意味を知り、それを理解するのである。

そうやって、自分が自分を意識し、そうして社会の中で自分の立場と居場所が与えられるのである。つまりレッテルを貼られて型に嵌(は)められるのである。そしてこれが、自己認識であり、アイデンティティーなのである。

そしてこれが、この社会における人間関係なのであって、これが「上下の関係」なのである。このような上下の関係でもって、この社会が成り立っている、ということである。

そしてこれは、この社会の中で共有された意識のカタチであり、交流の形式なのである。そうやって、世の中が維持され継続してきたのである。



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