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7、肉体。



「信じる」ということは、実は、望みでも願いでも祈りでもなく、ただ単にそうするしかないということなのである。それは実は、自分が置かれている状況と立場のことを言っているのである。

タマシイの現実のすがたは、この自分自身の肉体以外になく、これのみが自己の現実のすがたなのである。そうである以上、自分はこの肉体を通してのみ現実の存在になり得るのである。そうした意味で肉体は、自分自身のタマシイのすがたなのである。

もちろん、これに似合わないことや、不具合や、あるいは不本意で相性が悪く、イヤで仕方のないことも多々あるにもかかわらず、それでも自分という現実のすがたは、これしか無いということなのである。そして多くの場合、それを自分で選ぶことが出来ないということなのである。



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