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そして、こうしたことを夢の世界は示しているのである。祈りや願い、あるいは自分が自分であろうとしていて、そしてそれを自分に求めているのである。支離滅裂で意味不明なイメージや物語りとして、それを夢の中で映し出しているのである。 そうやって、自分が自分であり続けるのである。自分の意味や理由といったものを保存し、維持しながら伝えてゆくのである。そうやって自分を確かめ、認め、自分が自分であり続けようとしているのである。 そうやって、現実に存在する自分というのを「信じる」以外にないのである。なぜか?それは、この現実に存在する自分を通してのみ、自分を表現し、現わすことができるからである。すべては自分の肉体があってこそなのである。 |
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