index< 日誌 < z自意識 < 21-94「続、真似(マネ)る」p6


2、認められる。


そして、こうしたことが自分の自意識の根底にあって、これが自分の立場や居場所といったものを決定しているのである。そしてこれが世の中から認められた自分として意識されているのである。善い意味だけでなく悪い意味でもそうなのである。

たとえば悪い意味で、自分が犯罪者であると認められると、それはそのままで社会全体にとっても、自分に対してもそのまま付きまとうのであって、そうやって生きて行くしかないのである。そうやって決められ、定められたレールの上を生きて行く以外にないのである。

これがシステムであって、世の中全体がそのように出来ていて、そうやって世の中が成り立っているのである。そしてこれが、社会から決められた自分の生き方なのであって、それ以外の生き方というのが許されず、また、出来ないように出来ているのである。



戻る。                     続く。


index< 日誌 < z自意識 < 21-94「続、真似(マネ)る」p6