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自分の現実のすがたは、自分の肉体のことであり、これを通してのみ、そしてこれでもってする以外に自分を表現する方法がないのである。そしてこれが自分の現実のすがたなのである。そしてこのような世界を人間は生きている。 ということは、この現実の自分とは相性の合わない、自分が肉体に現れる以前の自分というのがどこかにあって、現実の自分とは対立する、もう一人(もしくは複数)の他人のような自分がどこかに居たのではないだろうか。ということである。 そしてこのような疑問自体が、生物の時間的な変化(=変異)といったものを説明している。変異を暗示し示唆すると共に、その内的で論理的な関連性を説明しているのである。人間の思考パターンや、その根底にある感覚の感じ方がそうなのだ、ということである。 |
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