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1、根源。


中世、そして東アジア儒教世界において、土地への人身的拘束を絶対の条件として、そしてまた、こうしたシステムを固定するための根拠として、上下の身分的な人間関係がどうしても必要とされたのである。

この上下の関係が守られていさえすれば、このシステムは存続し続けられたのである。そうして自分たちの生存を維持し、それを継続して行くことが出来たのである。

だからまた、中世封建社会にあっては、このような上下の人間関係こそが、世の中の秩序とキズナの根源なのであって、それはどうしても譲れないオキテであり原理でもあったのである。



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