| index＜ 日誌 ＜ s設定 ＜ 22-04「きっかけ７：個人の寿命」p4 |
| これは人間の寿命とも関係している。人間は自分の寿命を越えて何かに触れたり、感じたり、経験したりすることが出来ないのである。そしてそれを知るためには文字か何らかの文化遺産を通して、それを間接的に知る以外にないのである。 そして人間にして見れば、自分が生きているときだけが最も大事なのである。それにそれ以外のことを深く知りようがないし、そしてたいていの場合、知る必要もないことなのである。 だからまた、人間の言うことは、ご都合主義なのであって、自分が生きている現実の世界と、自分との利害関係を強く反映したものになっているのである。 |