index< 日誌 < s設定 < 22-04「きっかけ7:個人の寿命」p4 |
だから、これが自分にとっての不具合であって障害なのである。どこかで自分の中のバランスが壊れてしまっていて、そして、そうした自分に気づいてしまった、そうした状態なのである。 だからまた、そうした自分に正直であろうとしているのである。そしてこのような障害とアンバランスな状態が、もしかすると自分にとってもっとも正直な、本当の自分のように思えてくるのである。 なぜならそれは、シツケや常識のように、自分の外から押し付けられたものではなく、自分自身の中から呼び起こされて出てきたものだからである。他人ではなく、自分自身の中から求められたものだからである。他人ではなく、自分で自分を意識しているからである。自分が自分に正直であろうとしているからである。 |