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1、システム。


それしかなく、それ以外にあり得ず、そうならざるを得ず、、そうしてのみ自分が自分として、自分を続けてゆくことが出来るのである。ということは、それは、自分を含めた周り全体の「システム」のことを意味しているのである。

それは自分というのが、あくまでも、どこまでも自分であり続けるということなのである。たとえ肉体は朽ちて消滅しても、そうやって自分で自分を全うするのである。そうして自分が自分であり続けるのである。

それはまた、自分と他者との関係においてそうなのである。自分がどういう姿(すがた)で現実に現れるかは、自分とまわりとの客観的な環境がそれを決定しているのである。そしてこれがシステムなのである。


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