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2、外的環境。


環境とは、要するにシステムのことである。人間、また個人は、このシステムに関係して、その一部分になってこそ人間たり得るのであって、そしてこのシステムを離れたところに、人間という概念は成り立たないのである。

現実に人間が生きて行くことが不可能なのである。肉体的にも社会的にもそうなのである。現実とは、自分たちが生きているシステムのことなのである。だからこのシステムことを文明とも言っているし、時代などとも言うのである。

このようなシステムを離れたところに、人間という概念は成り立たないのである。現実的にも、事実としても、このような自分にとっての外的環境なしに、人間は生きて行けないのである。もちろんこれは、あらゆるすべての生物がそうなのである。


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