| index＜ 日誌 ＜ z自意識 ＜ 22-13「自己認識１」P5 |
| 明け透けに言うと、それは世間から疎外された、社会的少数の弱者、異分子のことである。まわりから見ると要するに「自分たちでない者」のことである。ヨソ者、部外者、異邦人、外の人のことである。 そしてこれを現代語に訳すると、ブラク、半島系、障害者、私生児、片親、継子、無戸籍者、同性愛者、混血、生活保護世帯などのことである。要するに、社会一般に馴染めさせてもらえない、または、社会から排除された存在なのである。 しかしまた、それゆえにフツーの者には見えないことまで、見えてくるのである。見えてしまうのである。フツーでない体験をさせられるのである。社会一般の規格からはずれた考え方と生き方をせざるを得ない状況に置かれているのである。現実を外から見ることを余儀なくされているのである。 |
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