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1、場違いな人間。


仕草や表情のどこかに、それに言葉使いもまわりのみんなとズレていて、チグハグで、不釣り合いで、そして反応が遅いのである。反応のリズムとそのテンポがみんなとどこか違うのである。それに無表情でどこか抜けているように見えてくるのである。

こういう人間は、自分で何かを考え込んでいるのである。周りの常識や習慣になじめないでいる、そうした人間なのである。自分で自分を見つめていて、、自分を外から感じていて、そして自分と周りの人間を外から見ているのでる。

何か間違っているとか悪意があるというのではなくて、そんなこととは全く無関係にただ周りのみんなと違うのである、発想とか考え方自体が根本的にどこか違うのである。要するに、この人間はみんなと違う「異人種」なのである。場違いな人間なのである。

だからまた、まわりから見るとおかしいし、場違いの逸(はぐ)れた人間のように思えるし、そしてまたターゲットにしやすい存在なのである。このような場違いの人間を後ろから守ってくれる人間などいるハズがなく、ならば何をしてもどうにでもなるゴミのようなカモでしかないのである。


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