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だからまた、どうしても、なんとしても生きて行かねばならない。生きるとは、すなわち収入のことなのである。この収入の道が閉ざされている以上、すべてを自分で生きて行かねばならない。 既存のシステムからは排除されている。だから、自分で自分を生きて行くことになる。既存の常識や人間関係、コネやツテは全くアテにならない。実質的に就職や学校教育からも排除されている。たとえ就学・就職しても止めて行くしかないように仕向けられる。 これは見せかけだけの偽善なのであって、それしか用意されていないのである。だからそれらすべてを自分で考えて、自分で解決して行かねばならない。つまり、既存の常識や秩序、価値観やシステムとはまったく別の異質な感覚と思考が要求されているのである。 すでにある現実の世界に自分の居場所がない以上、それは自分自身で発掘し、発見し、探し求める以外にないのである。そしてそうした状態が、おギャーとこの世に生まれて死ぬまで続くのである。 のみならず、そうした状態が子々孫々幾世代に渡ってくり返されるのである。当然、独自の価値観や生活習慣や文化の中で、特殊な変異を遂げてゆくのである。思考方法や感覚、そして信条においてそうなのである。 |
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