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そしてこの「自分たちと違う」ということが、まわりからすると、どうしても許すことが出来ないことなのである。なぜなら、自分と違う異質な人間が自分たちの中にいるとうこと自体が、「自分たち」の存在を蔑(ないがし)ろにするからである。 異質な者の存在自体が、「自分たち」という共有意識を否定しているからである。それは、そこに生きる者にとってみれば、この「自分たち」というのが自分の拠り所なっているからである。それが自分という者の自意識だからである。 そしてまたこれが、この社会にとっての絆(きずな)になっているのである。それは自分たちの理想であり象徴なのであり、タマシイなのである。 |
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