| index＜ 日誌 ＜ z自意識 ＜ 22-16「自己認識４」p8 |
| そうしてこのような、「みんなと違う」ということ自体が、それだけで差別と迫害のターゲットになってしまうのである。 たとえば、かつてのナチスドイツ、大日本帝国がそうであるし、今日の中国や北朝鮮がそうなのである。確かにこのような議論は飛躍し過ぎのように聞こえるが、しかしその根本的な原因は同じなのである。 個人意識と自己意識の欠落がそれである。自分のことを自分で生きようとせず、生きる意志も能力も意欲もなく、ただ周りに溶け込んで生きることをしてきた結果なのである。 しかしまた、たしかに本人して見れば、ただそうするしかなかったのである。「自分たち」というのがそうである以上、そうでないものを排除しなければならないのである。 |
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