index< 日誌 < j生理的情緒 < 22-17「叫び声」p7


1、外に向かう情緒。


人のノドから発せられる声の高低長短とその強弱、そしてその音色と旋律といったもの。もちろん、これはコトバ以前の心臓の鼓動の音や、かすれたり高鳴ったりする呼吸の音もある。

これは身体内部からの、情緒の動きの直接の表れでもあり、そうして感情といったものが、身体の外に向かって出てきているのである。これは音というカタチの、感情と情緒の直接の表現なのである。

そしてまた、この発声自体が、たとえば叫び声や、うめき声や、笑ったり泣いたりするときのノドの動き自体が、気管や心臓、肺と気管支などの身体全体の作用の結果として、それがひとつの動作となって現れているのである。


履歴へ                     続く。


index< 日誌 < j生理的情緒 < 22-17「叫び声」p7