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2、情緒のカタチ。


すなわち、このような情緒や感情をそのまま反映しているのである。だから、これはその意味で、感情表現の一つの方法となっているのである。本人がそれを意識していても、意識していなくても、そうやって自分でも気づかないまま、感情といったものが、自分の外に向かってカタチとなって現れているのである。

それは、自分の意思に反しても、そしてまた自分の意思に逆らってまで現れてくる。そうした意思とは別の、自分自身の身体内部から発せられているのである。

それはもともと、それとは違う意味と機能をもって営まれていたものが、それ自身で、自分自身の身体内部の情緒の世界を映し出しているのである。そしてこれが、自分自身の身体内部の情緒のリズムであり、そしてこれが表面上、音のリズムというカタチでもって表現されているのである。

そしてこれがまた、自分の中で、自分自身の感情表現として意識されて、そして自覚もされて、そしてそれが相手や仲間に対するコミュニケーションの手段として利用されているのである。


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