index< 日誌 < j生理的情緒 < 22-19「続、共有」p5 |
それは意識が関与する余地のない、肉体の感覚の世界なのである。意識が届くことのない、肉体内部の生理や神経組織の反射や習性の世界なのである。 私たちは、自分でも気づかないまま、そうした自分自身の肉体の反射や習性の世界を生きていて、そしてそれに支配され、制約され、条件づけられているのである。 自分が生きている外の世界の、色やカタチ、ニオイや肌ざわりなどの感じ方がそうなのである。頭の中の空想が作り出した思考でもなく、他人から教わったコピーでもなく、自分の身体と自分の感覚が直接反応しているのである。自分の経験と自分の記憶でもって、そとの世界と接しているのである。 |
index< 日誌 < j生理的情緒 < 22-19「続、共有」p5