index< 日誌 < ar象徴 < 22-20「印象の世界」p7


1、意味。


これは無意識の内に自分をいざない、誘い、導くところの何かしらの目印(めじる)しのようなものである。暗示であり、示唆であり、サインなのである。

だからたとえばそらは青く、血は赤く、大気中の水蒸気の色は白く見えるのである。このように人間は自分たちの世界を見て来たし、そのようなものとして感じてきたのである。

では、いったい何を感じていたのだろうか。
これがつまり、自分と外の世界との係わり方なのであって、そうした係わり方を色やカタチとして表現して現わしてきたのである。また、そのように見てきたのである。そしてこれが色やカタチの意味なのである。


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