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それは、現実の物理的・空間的世界ではなくて、それとは別の世界を見ている。それはこのような外の世界を通して、自分自身の内なる世界を見ているのである。そしてこれが、情緒や感覚の世界なのである。 自分でも意識されることのない、また、意識しようのない、無意識の感覚自身の世界なのである。感覚が意識から自律して、意識を無視して、意識に逆らい、感覚だけで何かを感じているのである。 そうして感覚だけで外の世界と交流し作用し合っているのである。そして感覚だけで何かを印象し行為しているのである。不随意で無意識の自律神経の営みがそうなのである。 |
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