| index＜ 日誌 ＜ aj情緒 ＜ 22-23「交感E」p3 |
| 感情には、それをぶつける相手がいる。しかし、情緒にはそれがない。だから理由も無くて、ワケも分からず、気持ち良いとか悪いとか、心地良いとか、そうした気分や雰囲気の持ち方に終始するのである。 しかし、なぜそうなるのか自分でも分からず、つかめず、ただそうなってしまう。そうした雰囲気の世界なのである。これは自分の肉体内部の世界なのであって、自分でも知ることの出来ず、意識が届くことのない、無意識の世界なのである。それは心理とは別の、身体内部の生理の反射作用の世界なのである。 そしてこれが自分を支配し、コントロールし、自分でも知らないまま自分を導いているのである。これは制約であり、限界であり、条件なのである。そしてこれが自分を現実に動かしているのである。 |
index＜ 日誌 ＜ aj情緒 ＜ 22-23「交感E」p3