| index＜ 日誌 ＜ z自意識 ＜ 22-34「交感M：続、最底辺の下」p11 |
| さらにまた、たとえわずかな可能性があったとしても、そんな苦労だらけの道を誰も進まないのである。そして、これが賢い生き方であると信じられているいるのである。これは自分たちの信念であり、信条であり、生き方なのである。そしてたいていの圧倒大多数の「普通の人々」が、こうした行動をとるのである。 まるで、それしかないようにである。そしてまた、たしかにその通りで、それ以外の生き方というのが出来ないように出来ている。そしてこれが現実の世界であり、システムがシステムであるという根拠なのである。それ以外に無いというのが、それが現実であるという証拠なのである。 そうするしかないのである。また、そうして始めて自分がまわりから認められもするし、さらに、まわりよりも上に昇って行くことが出来るのである。この世界の、たとえば学校でも会社でも近所でも、どこでもだれでもそうするのである。 |
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