| index＜ 日誌 ＜ z自意識 ＜ 22-36「交感O：ムラの仲間意識」p7 |
| このような上下の主従関係の中でしか、自己というのを見い出せない以上、自己の自尊心や居場所や立場といったものは、「オマエが上か、オレが上か」の関係でしかなく、また、それだけなのである。 だからまた、このような自分の立場を有利なものにするための、お祝いごとや冠婚葬祭などの周囲への配慮と「付き合い」といったものが重要視される。ふんだんにおカネを使うところを見せつけることによって、周囲からの自己への依存度を高めようとするのである。 そうしておいて身動きできず、逆らうことも出来ないようにしておいて、なにもかも根こそぎ盗み取ろうとするのである。何もかもが、親兄弟すらもそのための手段に過ぎないのである。 |
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