| index＜ 日誌 ＜ z自意識 ＜ 22-36「交感O：ムラの仲間意識」p7 |
| 従って、このような「付き合い」のための散財といったものが、自分たちが生きて行くためのすべてであり、そしてまたこれこそがその村(ムラ)集団の中での自分の序列といったものを決定しているのである。 そしてこれが、この世界を生きる者にとっての社会的地位を表現しているのであって、そしてまたこれが、自分自身の自尊心であり、自意識を作り出しているのである。すなわち、これだけであり、これが自分にとっての、この世界のすべてなのである。 だからまた、散財やそのための「付き合い」といった、自分が生きて行くためのすべてのことが、このような集団内における自己と、自己の身内のための身分的な序列の確保に集中されてゆくのである。 |
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