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1、信仰。


法律やや約束事や常識といったものは、着ている服と同じであって、要はバレさえしなければ何をしても良いのである。そしてこれが集団意識であり、仲間意識なのである。つまり、まわりを利用しているだけなのであって、そしてそれ以前に、自分で自分を律するといった自己意識がないのである。

自分の自意識の中に、そうした信仰がないのである。だから、あるのは他人との関係だけなのであって、その中でしか自分を感じることがないのである。だからまた、他人が見ていないところでは何をしても良いのである。どんなことでもするのである。

またそのための他人との関係なのであり、これが自分の自意識になっているのである。だからまた、人間関係において法律や約束といったものはタテマエに過ぎず、それは破るためのものであり、そうして、だれも見ていないところで本当の自分を見出しているのである。


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