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| そしてこの不可能であること。つまり、自分の考えがなく、「自分たち」という共有意識しかないということが、いつまでたっても法律の意味が理解が出来ず、これをザル法にして、「自分たち」という価値観の中でそれを理解しようとするのである。 むしろ、このような思考のパターンしか出来ないのである。そうして自分たちという世界を守り続けてきたのである。要するに、このような集団的な自意識を解体し破壊することなしに、何も解決しないということである。 差別と偏見はどこまで行っても無くならないし、人権やプライバシーという概念も決して理解されることがないということである。 そして自分に自律した個性がない以上、それは「オマエが上か、オレが上か」の下品でタチの悪い上下の関係に入って行かざるを得ないのである。また、これが社会のキズナになっていて、そしてまた、自分の自意識とアイデンティティーになっているのである。 |
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